はじめて古着に出会ったのは、中学生の頃。
当時ファッション誌を読み、おしゃれな人を見つけてはスクラップをして
なんでこの人はおしゃれなのかと理由をひたすら考える。
考えていると、私の思うおしゃれな人は古着を取り入れているということに気づきます。
そこから学生時代は古着ばかり着て、新卒で入社した会社も古着屋で、古着と共に過ごした10-20代。
30代に入り、全身味のある古着でかためるというコーディネートがなくなり
トップスやTシャツのみと、ピンポイントで古着を着ることが多くなりました。
その分、ボトムスは綺麗めのものにしてバランスを取って。
年を重ねてきて一番取り入れやすいと感じるのがスウェット。
味のあるスウェットを探すも、ちょうど良いものを見つけるのが難しく、
多少の穴は好きなのだけれど、シミは嫌だな‥とこだわりもどんどん出てきてしまったので、
理想的なスウェットをオリジナルでつくったらどうか?と、今回トライした1着です。
何年も着て、どんどん穴があいてきて
何度も洗って日焼けしてしまった
そんなくたくたの古着のスウェットを再現しています。
Sulfur Dyeing Sweat / PURPLE -2月20-25日発送-
染色は、100年以上の歴史を持つ、日本の老舗染色工場にて丁寧に染めていただいています。
色の出方をデザイナーと職人さんで確認し合い、絶妙な風合いを再現しています。
穴は、&her縫製チームで、一つ一つ手作業で開けています。
サンプルと同じ部分に穴開けをしていきますが、個体差があるのも魅力の一つ。
ぜひ自分だけの1着として、愛ていただきたいです。
今季もシルエットが綺麗で上品なパンツが多いので、綺麗めのパンツと合わせて、ぜひ相反するバランスを楽しんでいただきたいです。
REIMI